〜ライブレポート〜





<ゴスペラーズ坂ツアー2011〜2012“ハモリズム”>

 2012年01月14日 名古屋国際会議場センチュリーホール





【セットリスト】

♪NEVER STOP
 まあ、普通にアカペラ。
♪UPPER CUTS 9502+いろは
 これは盛り上がる♪
♪愛のシューティングスター
 ベースの須藤さんのステップが軽やか。
♪Love Vertigo
 マイクスタンドに触れる黒沢さんの手がセクシー。

挨拶

♪Oh Girl
 安岡ワールド全開。
♪銀座カンカン娘
 この手の裏声曲はどうも苦手で…。
♪BLUE BIRDLAND
 北山さんがフリューゲルホーンを一部演奏。お疲れ様。
♪Shall we dance?
 リードが黒沢×北山というのはあたらしいですね。
♪なんどでも
 泣ける曲。黒沢ワールドながらも、最後の方の北山氏のバックボーカルがGood。
♪明日
 こういうクラシックっぽい曲も歌えるあたりがゴスペラーズ。
♪冬響
 黒沢氏の声量の凄さが窺い知れる曲。

MC
 ♪夢の中へ(井上陽水カヴァー) 〜村上・黒沢
  当時からリーダーは裏声オバケだったのか。
 ♪(安岡オリジナル) 〜安岡・酒井・北山
  北山氏楽しそう。
 ♪A HAPPY NEW YEAR(荒井由実カヴァー)
  願わくば「Thank You」が聴きたかった…。

♪ひとり
 久々に聴くといい曲ですね。
♪永遠に−a cappella−
 別にいいんだけど、やっぱりこの曲はオケ付きの方がいいと思う。

MC

♪恋のプールサイド
 40歳前後の人間がこのダンスやってて恥ずかしくないのかしら…。
♪見つめられない
 この裏声歌は雰囲気があって結構好き。
♪1,2,3 for 5
 若干マニアックな曲ながら、万民受けして盛り上がる曲。
♪シークレット
 須藤さんと北山氏のメンチの切り合い(何故)がステキ。
♪WE GOT SOUL POWER
 だから、何で盛り上がりゾーンにゴスじゃない曲を持ってくるかなあ。
♪Lean on me
 なりきりの声がものすごく響いていて凄かった。黒沢氏の声量&フェイクもスゴイ。

MC

♪My Gift To You
 歌詞がメタメタな上にフェイクで誤魔化したリーダー。泣ける歌なのに…。
♪Higher
 デビュー直後の歌なのに未だに盛り上がるのはすごいぞ。
♪Dreamin'
 「Power of Dream!」で拳を突き出すのは盛り上がりますね。

アンコール
♪BRIDGE
 生で聴いてもやっぱり「うーん」なんですよ…。
♪街角−on the corner−
 北山氏の声が好調なので最後までよかった。
♪星屑の街
 五人とも声の調子がよくて二重丸でした♪


【MCメモ】

・村上・黒沢コーナー。
 村「当時は失敗したんですが、今日は完成形を聴いてもらいたいと思います。
   まあ、今日も成功かどうかわかんないですけどね。
   生は何が起きるか分からない♪(笑)」
 黒「何でだよ、成功しようよ(笑)」
・村上・黒沢は着替えるためにステージを離れ…
 三人「リーダー、そっちじゃないよ!」
 村上、何故かステージ前方のスピーカーの真横に。
 村「この辺り、デッドスペースかなと思って(笑)」←意味不明
 安「何ならそこで着替えてもいいですよ?」
 会場笑。
 村上、腰を振って退場。会場笑。
 酒「案外あっさり戻りましたね」
 安「ボケるでもなく中途半端に(笑)」
・安岡・酒井・北山コーナー。
 安「コーラスパートを、僕が目の前で歌って、それを聴いて覚えてもらったんですよ」
 北「いわゆる口移しというやつですね」
 安「口から耳ですけどね!」
 …。
 安「男子校ですし」
 …。
 北「…今妄想したヤツ! 止めとけ!」
 会場爆笑。
・村「ここからは灼熱の後半戦に入って行くわけですよ」(何故か囁き)
 会場笑。
 村「みんなで騒いだり、皆さんに力を借りる曲とかもあるんですよ」(囁)
 会場笑。
 村「Are you ready?」(囁)
 客「Yeah-!」(囁)
 会場笑。
 安「止めなさいよ!(笑)」
 酒「お客さん素晴らしかったですよ(笑)」
 村上、静かに「Yeah!」をやる真似。会場笑。
 村「Say Yeah-!」(囁)
 客「Yeah-!」(笑・囁)
 黒「(お客さんが)困るだろ!(笑)」
 村「セクシー演歌みたいになってましたね。そんなジャンルないけどね(笑)」
 会場笑。
・自分たちが歌に目覚めた頃は、アカペラは今ほどメジャーじゃなかった、と
 いう話から。
 北「歌いたいやつをやっと四人集めまして。
   青森(北山の故郷)は歌う人間がいない、って言ったら嘘ですけど」
 黒「嘘言うなよ!」
 会場笑。
 村「北と南は歌人口多いんだよ(笑)」
 字面にすると面白くありませんが、こういう間髪入れないやり取りがゴスペラーズのトーク。
・文化祭で安岡が自作のアカペラを歌ったという話から、「モテたかったからじゃないの?」と
 いう話題へ。
 村「実際のところ、どうだったの? モテたの?」
 安「あ〜…」
 会場笑。
 安「…モテたね♪」
 メンバー&会場笑。
 安「多くは語らないけど、モテたね(笑) 多くは語らないけど♪」
 酒「ハーイハーイハーイ! モテたいですっ!」
 会場笑。
 #基本、「注目される♪」から入る人は多いみたいですから。
・村「北山が(サークルに)入ってきたときは、『またマニアックなヤツが来た!』って
   思いましたけどね」
 会場笑。
 村「かなりディープだったもんね」
 安「いきなり地下13階から来た感じでしたもんね(笑)」
 会場笑。
 酒「ドンドンドン! 玄関はこちらですかー!(笑)」
 会場爆笑。
 意味不明ながらも、勢いで笑いを取るのが酒井雄二流。
・最後の挨拶にて。
 順番に挨拶するのですが、一人ずつ進み出ると黄色い歓声が上がります。
 北山、一歩前へ。
 「北山さーん♪」
 「陽ちゃーん♪」
 北「えー…」
 「陽ちゃーーーーーん!!!」 ←男
 会場大爆笑。
・同じく最後の挨拶にて。
 村上の番。
 「てっちゃーん♪」
 「村上さーん♪」
 村「えー」
 「リーダーーーーーー!!!」 ←男
 村「っ!!」
 会場大爆笑。
 村「…(さっきと)同じ人だろ(笑)」
 会場笑。
 村「声の響きが同じだから。そういうとこばっかり聴いてるんだよ(笑)」
 #09日の和歌山では「てつやーーーーー!」と呼ばれていました。
 #私の二つ隣の席にいた男性に。
・村上氏の挨拶の続き。
 村「今の人もそうですけど、今日は男性が多くて。
   ステージから見てて面白かったのが、僕らと一緒に
   『シークレット♪シークレット♪』(←ノリノリで手振り)」
 会場大爆笑。
 村「それもある一定の年齢を越えた男がこれをやるのは結構勇気要りますよ(笑)
   これは(グッと)来ますね(笑)」
・前後しますが、黒沢氏の最後の挨拶。(ここは真面目な話題です)
 黒「なりきり以外でも、ずっと僕たちと一緒に歌ってたお客さんが何人もいらっしゃいました!
   わかるんですよ。
   これはね、僕たちにとって本当に嬉しいことなんです。
   また僕たちに会いに、そして僕たちと一緒に歌いに来てください!」
 会場拍手。