〜NET THE GOSPELLRES SHOW〜
♪ライブでのハプニング等♪<村上> <黒沢> <安岡> <北山> <酒井>
<村上> 2000年11月15日♪THE GOSPELLERS SHOW〜♪ (なぜか裏声っぽい。ニュース原稿を棒読みするアナウンサー風か) この番組は、インターネットを利用して、ゴスペラーズの最新情報を メンバー自らオンエアさしていただきます。 こんにちは。村上てつやです。 今日のお題は、ライブ。 そうですねえ。… ゴ:わはははははは…(笑) ライブでの、ツアーがもう、後半戦なんですけど、ハプニングとか。 …そうだなあ。(演技っぽい) 酒:ははははは! 安:安ぅ(笑) うーん、ハプニングといえばやっぱり、 ライブには必ず、ライブをやる前にゲネプロってのがあるんですけど、 お客さんを入れる前に、コンサートをこう、まあ簡単に言えば練習なんですけども、 リハーサルの仕上げですね。(そろそろ素に戻りつつある) 初めて今回あのー、なんていうのかな、作り上げた衣装を使ったんですけど、 その衣装が届いた日だったんですね。 これを着てコンサートをやっていくんだ!と、意気揚々と、 どんな衣装か、まだこれから見る人がいるんで言いませんけど、 えー意気揚々とその衣装を着こんで「さあリハーサルやるぞ!」頑張るぞと言って かがんだ瞬間に、えー僕のですね、お尻がピッとね、 えー、約7センチほど裂けてしまったというね。 ゴ:(笑) まあ、そういうスタート。 えー、ですから、えー、それほどのね、大ハプニングが本番前に起こったんで (ピッピッピッ…)ライブのほうは、滞りなく(笑) ←携帯を切った? 北:わはははは!(爆笑) 酒:うるさいよ!(笑) 滞りなく、進行しております。 えー、そして11月の20日、21日、札幌市民会館2デイズでコンサートあります。 今週は札幌のみでございます。 我々がね、暴れまくる姿がね、えー薄野で見れると思いますのでね、 ぜひぜひコンサートのほうもね、アフターショーも、僕らを温かい目、厳しい目で 見守っていてほしいと思います。 それでは最後に曲を聴いてほしいんですけど、もうこれは、もうすごいです。 えー「永遠に」なんですけど、別バージョン! あったんですよこれ。別バージョンがあった「永遠に」別バージョン。 聴いたことないみんな。 聴いて。「永遠に -Silent Piano Mix-」。 (「永遠に -Silent Piano Mix-」流れる)<黒沢> 2000年11月22日♪THE GOSPELLERS SHOW〜♪ この番組は、インターネットを利用して、ゴスペラーズの最新情報を メンバー自らオンエアさせていただきます。 こんにちは、黒沢薫でございますけれども。 NET THE GOSPELLERS SHOW、えー、今日のお題は「ライブでのハプニング」等。 ハプニングねえ。 初日に、あのー、このまえ出ていたですね、ウチの村上てつやというリーダーの男が いるんですけども、えー、彼がですね、曲の歌詞をですね、忘れてですね、 曲を一曲やり直したというのが、いちばんすごいハプニングですね。 その他いろいろみんなやってるんですけどもね、ゴスペラーズももう6年目ですから、 非常に皆さんごまかすのが上手くなってですね(笑) ライブ中はあまりハプニングが起きてないように見えるんですが、 他のメンバーはすげー笑ってるとかですね(笑) そういうことがあったときは大抵そいつ間違ってます!(笑) そういうことはありますが、まあ滞りなくね、やっておりますよ。 えー、しかしですね、札幌でこのまえ二日間ライブをやったんですけどもね、 札幌っていう街はですね、非常に妙な街ですね。いい街だと思うんですけれども。 非常にソウル度数が高い街でですね、あのー、コンサートになるとですね、 前のほうのお客さんが必ず泣くというのがですね、定例のことになっているんですよ。 必ず泣くんですよ。 しかも今回のコンサートの泣かせのバラードじゃなくて、アップテンポで、 俺が(パワフルに)「いええぇぇえっ!」とか言うと泣くやつがいる。しかも複数いる。 非常に面白い街ですね、札幌っていうのはね。 嬉しいんですけど、フクザツ。 なんか怖くて泣いてんじゃないかぐらいのね、気持ちになりますよ、ほんとにね。 これを聴いてる札幌の方、泣くのをもうちょっとこらえてくださいね。 えーっとですね、12月の6日に新曲が出ます。 「告白」という曲なんですけどもですね、 「永遠に」が非常に王道的なバラードなのに対してですね、 今回はちょっとミドルテンポの、ちょっとビートの効いたですね、 でもメロウな曲になっております。 えー前回の「永遠に」は僕ムラ……村上じゃねーや(笑) 僕は村上じゃなくて黒沢です(笑) (周囲バカウケ) 僕黒沢がですね… 北:わははは!(爆) 酒:(爆笑) なんじゃそれ! 安:こいつ、こいつバカだよ…(笑) 僕黒沢がひとりで歌いきったんですけども、今回の「告白」についてはですね、 僕と村上のツインボーカルでですね、熱い掛け合いをですね、 披露しておりますのでですね、えー、その辺もですね、 楽しんで聴いていただきたいと思うんですけれども。 安:村上さん?(笑) …(声色を変えて)はい。 酒:返事した(笑) 返事しちゃダメです(笑) えー、私は黒沢薫でございます。 それじゃあですね、ま、言葉で言ってもわかりませんから、 実際に聴いていただきましょうかね。 今日は聴けるんですね。 「永遠に」のSilent Piano Mixを聴きたいと思った人、残念でした。 新曲でございます。12月6日発売の新曲「告白」を聴いてください。 黒沢薫でした。 (「告白」流れる)<安岡> 2000年11月29日♪THE GOSPELLERS SHOW〜♪ この番組はインターネットを利用してゴスペラーズの最新情報を メンバー自らオンエアさせていただきます。 こんにちは! 安岡優です! (ゆっくり)安岡優です。 ゴ:(拍手) はい、安岡優でございます。 ゴ:(拍手いっぱい) ありがとうございます。 えーっとですねぇ、あぁツアーも終盤に差し掛かってまいりました。 もうすぐ12月ですから、12月の12日までのツアーですけれどね、 ゴスペラーズ12月に入ると、ツアーがまだ終わりきってないというのに、 ニューシングルが出るんですねぇ。 「告白」。 これはですね、ツアーのですね、まだ前半の頃にですね、 あのープロモーションビデオを撮ったんですけども、あのー横浜の、夜景。 北:うん。 をバックに 北:うん。 屋上で撮影するというね、プロモーションビデオ。 これがですねー、夜、こう、人がいなくなってからですね、 ですから9時ぐらいから撮影をスタートしはじめて。 朝日のシーンがほしい、ということで、日の出が五時半でした。 五時半までやっておりました。 えーゴスペラーズのメンバーがですね(笑)よく頑張りましてですね、 えー素敵な、プロモーションビデオが出来上がりました。はぁい。 こちらの方はねー、まあ自分的にはねー、今までの中でいちばんカッコイイ、 こう、ゴスペラーズの歌っているシーン、が撮れたんじゃないかなと、思っております。 ぜひとも楽しみにしていてください。 ということで! まー何を話そうかと思ったんですが、来週北山さんがね、話すとも思いますが、 「告白」のカップリング、こちらタイトルが「Beginning」。 “はじまり”ですね。 「Beginning」というタイトルの曲なんですけども、それが北山さんが作曲で僕が作詩。 ということでちょっと詩の話なんかをしようかなと思うんですが。 これはね、最初12月に出るということで、「年末っぽい冬のバラードにしてくれ」。 …大まかなオーダーでしょ? ゴ:…(笑) こういうところから詩を書きはじめるんですよ、僕は! どうするんだと。 「え、それはクリスマスソングを書いてくれってこと?」って質問したら「…でもいい」。 北:ふははは! えーーっ!? そんなオーダーですよ、皆さん(笑) そこから僕がどう書いていったかといいますとね、 まあクリスマスソングというのはたくさんあると。 そうではなくて年末ソング。 「HAPPY NEW YEAR」というユーミンさんの年始ソングがありますけれども、 それに対抗してですね、除夜の鐘。 除夜の鐘のことをこう、イメージして書いて、えー、みるのはどうかなと思って。 まあ“鐘の音”というとまあクリスマスっぽくもありですね、年末っぽい感じもあり。 で、それを「年が終わる」という終わりのイメージでなく、次の年の始まりだという、 始まりのイメージで書いてみるのはどうかなと、 えー新宿のホテルに一人で泊まっているときにですね(笑)缶詰めですね、言うなら(笑) えー考え付きまして、やっとのことで、えー一週間ぐらいかけて、まず、 はじめて一行目が書き出せたと、いう感じで(笑)えー苦労して書いた曲でございます。 えーこの曲はですね、ぜひともその新曲、カップリング。 ですから、新曲の「告白」のCDをゲットしていただいて、 聴いていただきたいなと思っております。 あたらしい、時代を、迎えるに、あたり、年末から、 その、気持ちを高めていってほしいなという感じです!<北山> 2000年12月06日♪THE GOSPELLERS SHOW〜♪ この番組は、インターネットを利用して、 ゴスペラーズの最新情報をメンバー自らオンエアさせていただきます。 皆さんお元気ですか。北山陽一です。 えー…ライブでのハプニング。何か喋れって書いてますけど。 そうっすねえ。 右手をひねって、何か捻挫気味だったってことが一回ありますね。 あのー、ライブ見た人はわかるかもしれませんが、 えーと右手をひねるようなことを僕はステージ上でしていたわけです。 えーとあまり伝わりきらないので次の話題に行きますと。 えー、12月6日!ゴスペラーズの新曲「告白」というのが発売に “なりました”ですねこれね。 えー、カップリングにですね、二曲目です、「Beginning」という、まあ、 えー先週いっぱい安岡くんが言っていましたけど、安岡優作詩で北山陽一作曲の、 あ、北山陽一&妹尾武作曲ですねこれは。 えー、曲があるんですが。これについてちょっと話しましょうかね。 あのー、今年10月12日に発売になりましたゴスペラーズの最新アルバム 「Soul Serenade」を買ってくれた方、もしくはフルで聴いてくれた方は ご存知かもしれませんが、あの9曲目に「月光」という曲が入っていまして、 北山陽一という、一応ベースボーカル。 一応?ベースボーカル。 まあベースボーカルの男がですね、そこでは飽き足らずに 高い声でリードボーカルを歌ってみたりしたわけですが。 何と今回、12月6日発売の新曲のカップリングで、 北山陽一がリードボーカルを取ってるんですね、これがまた。 歌いだしからなんですよねえ。 まあいくら自分が作った曲だからといって、このタイミングでまさか リードボーカルを取ることになるとは思っていませんでしたので、 「月光」のときと同じぐらい「いいいいいいいんですか!?」って言って ビビったんですけど。 まああの、まあ二曲目ということもありまして、えー、 まあいい感じに歌入れができましたんで、皆さんの元に、僕の表現したかったものが まあちょっとは伝わるんじゃないかなと、思っております。 もちろん一曲目の「告白」も素晴らしい曲で、 えー、黒沢、村上の両氏が歌い継いでおりますが。 「Beginning」という二曲目に関しましては、北山酒井で、歌い継いで、 黒ぽんが後から出てくると、いう感じの作りになっております。はい。 三曲目の曲に関しましては、来週、酒井雄二が詳しく話してくれると思いますので、 ここでは言わないでおきます。はい。 そんな感じで。 では最後に、さっきからしつこいぐらいに言ってますが、 12月6日発売の新曲「告白」のカップリング二曲目です。 「Beginning」聴いてください。 (「Beginning」流れる)<酒井> 2000年12月13日♪THE GOSPELLERS SHOW〜♪ NET THE GOSPELLERS SHOW。 この番組はインターネットを利用してゴスペラーズの最新情報を メンバー自らオンエアさせていただきます。 えー、こんにちは。ゴスペラーズの酒井雄二です。 えーこの番組はインターネットを利用して。利用… 北:…(笑) 利用して… 「私のことを利用したのね!」とインターネットが後から詰め寄ってくる、 そんな番組にしたいと思います。 えーっと、ね、ここんところずっとこうメンバーがね、 ライブでのハプニングなどを、こう、みんな言ってきたわけですけれどね。 僕も結構、実はでっかいのひとつあるんですよ。 でも、これはね、見ていたお客さんには気づかれていなかったと僕は確信しています。 何かといいますと、僕はライブ中にこっそりと鼻血を出していたんですね。 あのー、アンコールの前、ていうか一通り本編が終わって 舞台袖に引っ込んだときに、どうも鼻の奥というか口の裏辺りがですね、 血の味がするんですね、なんかね。 鉄分っぽいなあと。 あのー、錆びた菜切り包丁で羊羹を切ったときのようなね(笑) そういう鉄っぽい味がして、おかしいなあと思ってこう、 鼻をくっくっと拭ってみるとですね、この、血痕が。ね。 赤い血染めのタオルになりましてですね。 「うおぉ!ヤバい!」と思いまして鏡で自分の顔を見たところですね、 鼻の穴が通常より一ミリぐらい大きくこう、 ゴ:…(笑) 何て言うんですか、内側から縁取りされたような感じになってましてですね。 ああ危ないと。 これがもう少し多かったら、垂れてきててね、 お客さんにも気づかれたんじゃないかと思いますけど、俺はぎりぎりだった。 そうなんです。 で、こう、アンコールでがーっと出てきたときに 僕は鼻の下をちょっちょっと拭ってはいたんですが、 お客さんに「うわっ、鼻血!うわっ!」というような素振りは見られなかったんで、 僕はついに隠し通した、やったと。 鼻血隠ぺい工作のプロとしてね、 ゴ:…(笑) やっぱり僕も結構、牛丼屋で鼻血を出したときなんか 漫画(※)に書いたりもしましたけどねー。 あの、いろんな鼻血を隠す技っていうのがあるんですけども、 えー、まあ近いうちに本にでもしようかと思ってるんですが。 えー、新曲「告白」のカップリングの「This Christmas」についてね、 ちょっと言ってみようかなあと思います。 えーっと、「This Christmas」というのはね、ダニー・ハザウェイの名曲で、 クリスマスだって言うとあの ♪チャララッチャチャ〜チャララッチャチャ〜チャ〜〜♪(生歌。手拍子交じり) っていうのがね、結構僕は頭の中をぐるぐる回ってしまうタイプの人間で、 あれは本当にこう、わくわくしてね。 クリスマスだなあって気持ちになるいい曲だなと思ってるんですけども。 これはその曲のよさ、あまりのよさに、アメリカのアーティストなんかも よくカヴァーしてるんですよ。 実にいろんな歌手のバージョンがある。 えー今回ゴスペラーズが「This Christmas」をやるに当たってですね、 あのー、そういう面白さっていうのかな、「みんなが大好きなんだこの曲を」って いうところをちょっと盛り込んでみようという、まあ裏テーマがありまして、 で、いろんな歌手のいろんなフレーズとか、コーラスのパターンとかね、 そういうのがね、ちらっちらっとこう、さりげなく織り込まれてるんですよ。 だから、音楽好きのあなたはですね、 「あっ、これってあれじゃん?」なんていうようなことを 思って、わかって、嬉しい。 そんな仕上がりにもなっていると思います。 えー、ぜひ聴いてみてください。 えー、こうね、びっくりするような仕掛けも、かっと最後にあったりして。ええ。 (ひそひそ)あんまりおっきい声で言っちゃうとね、楽しみがなくなる… (元に戻る)えーっとお、そんなこんなでゴスペラーズ、 頑張ってまいろうと思います。※漫画…酒井雄二作「スコブルイー」のこと。