〜On・On・On〜 

 

<ゴスペラーズ危うし?>
(同じくOn・On・Onのレギュラーメンバー、
 THE ZIP GUNSのメンバーである雄介と秀行が登場して話している)

雄介:ゴスペラーズ。
秀行:ゴスペラーズ。
雄介:ペラーズね。ペラーズが。
   ペラーズ、何かミッチーに歌贈ったりしてんて。
秀行:ほー。
雄介:ペラーズほんま口だけ達者やから。歌いまくるやん。
秀行:明るい人らやね。
雄介:あいつらほんま歌上手やからな。
秀行:なあ。
雄介:お前も見習え!
秀行:なあ。あのコーラスな。なあすごいな、あのハーモニー。
雄介:まあなあ。
<1997.3.5 OA>
(THE ZIP GUNSのメンバーが全員揃っているらしい)
雄介:(葉書を読んで)「ゴスペラーズの」 あ?
秀行:ゴスペラーズ?
トシタカ:(顔真似をして)Only you〜〜〜〜〜♪
雄介:ゴスペラーズや(笑) 村上くんや!(笑)
   「誰がどの声の人なのかはっきりとわからない」!
 <今回の疑問 ゴスペラーズの歌声の区別がつかない>
メンバー:僕らもわかりません…(笑)
雄介:それはもう、ゴスペラーズのみんな…(とカメラに葉書をアップで映す)
秀行:俺らが言うより…

(葉書を引くと、場所が変わってゴスペラーズが登場)

<1997.3.5 OA>
村上:(トシタカの顔真似をしながら)Only〜♪
ゴス:You〜〜〜♪
安岡:ということで、来ましたね。お葉書。
村上:はい。THE ZIP GUNSの皆さん。
安岡:ありがとうございます。
村上:ありがとうございます。
ゴス:(ぺこり)
雄介:まあそやから、ペラーズにしても筋通してもらわなあかんと。
秀行:ええ?どういう筋?(笑)
雄介:いやああ、「THE ZIP GUNS兄さんこんにちは」と。
秀行:ああ、あの子らって俺らより年下?
雄介:ああああ、ペーペーやから。
秀行:年下なんや?
雄介:下やから。
秀行:あーあー。
<年下やから>
雄介:年だけな。…他は知らんで!(笑)
秀行:…(笑) オーケーオーケー。
雄介:まあ年は下やから。
<ちなみに 雄介26才 秀行26才>
雄介:ちょっと「こんにちは」っていうところを言わすというのが今日の目的やねん。
秀行:…はあ〜。
雄介:あわよくば、ペラーズおい、ミッチーに歌って俺らには歌わんのか!
秀行:(笑)
雄介:歌うたえコノヤロー!

<この後、ゴスペラーズに会うためプロデューサーに電話>

雄介:もしもし? 僕ミッチー。
<電話の声:藤井プロデューサー>
藤井:(笑)雄介だろ(笑)
雄介:何でわかるかなあ(笑)
(電話を秀行に代わる)
雄介:かましたれ!藤井さんに!
秀行:…かまされへん(汗)
   (藤井に)ちょっと待ってください〜。(と受話器を雄介に渡す)
雄介:お前何で代わる!(笑)
(雄介、受話器を持つ)
雄介:え、あのね、ゴスペラ。
藤井:…え?
雄介:ゴスペラね。
藤井:はあ。
雄介:あの、こっちから番組で振ったじゃないですか。
藤井:うん。
雄介:そしたらあいつら、全然こっちに顔見せてくれないんですよ。
藤井:あー。
雄介:で、せっかく…
藤井:嫌いなんじゃないのか。
雄介:えっ?
藤井:嫌いなんじゃないのか。
雄介:うん、そうやと思うてゴスペラ絞めたろ思うて(笑)
藤井:はっはっは(笑)
雄介:ゴスペラどこにおるんかなあ思うて。
秀行:(笑)
藤井:さっき電話あったよ。
雄介:えっ?ゴスペラから?
藤井:うん。
雄介:えっ? 何て?
藤井:セントラルパークに今から移動しますって。
<※このふたりもセントラルパークにいます>
雄介:あ、ウソぉ! セントラルパークにいるんですか?
藤井:はあ。
雄介:ゴスペラ?
藤井:はあ。
雄介:ヒデ、木刀持ってる?
秀行:あー忘れた!
雄介:じゃあ木刀持ってないんで鉄パイプで(笑)
<早速ゴスペラーズのロケ現場へ急行。
 しかしいつもよりハイテンションの雄介。
 これでは歌を贈ってもらう前に一触即発という事態も予想されますね。
 どうなるんでしょうか>

(公園内を歩きながら)
雄介:藤井さんリバーパーク言うとったやん。
秀行:リバーパークってどこや。あっちか?
雄介:何か人いっぱいおんで。ホコ天や。
秀行:あ、ホコ天やってるんや?
(たしかに人が集まっている)
雄介:あ、ペラーズや、多分。
秀行:ウソや!
雄介:ペラーズペラーズ。
<※この日、ゴスペラーズは“5月生まれ”のロケをセントラルパークで行っていました>
雄介:五月生まれのやつに歌を贈るっていう、偽善者的なやつ。
秀行:(笑)
<※この発言は雄介の本意ではありません>
雄介:あいつらやってるから。
秀行:そんなことないやん(笑)
雄介:あいつらロック界の鶴瓶やから(意味不明)
秀行:わかった!(笑)
雄介:騙されるなよ。
秀行:わかった!(笑)
雄介:あいつらが鶴瓶やったらワシらタモリじゃ(さらに意味不明)
秀行:わははは(笑)
雄介:ほらなんか、みんな騙しとんねあいつらペラーズ。

黒沢:あら?(振り返る)
安岡:あら?
観客:きゃーユースケ〜♪
安岡:あらま?
(ゴスペラーズみんな振り返る。観客手を振る)
安岡:どうもー!
(なにやら畏縮している二人が登場)
雄介:…俺たしか今日、ゴスペラーズしばく言うとったよな?(汗)
秀行:(笑)
雄介:無理やわ。…でかっ! でかいわ…。

安岡:はーい!
雄介:トシタカ何やっとんねん!
村上:いやいや(笑)
雄介:誰がゴスペラーズや!(と村上を拉致)
   トシタカゴスペラーズ入ってるでおい!
秀行:いやいや、こんなデカないで(笑)
村上:ウソ言うなよ!
安岡:今日はどうしたんですか?
雄介:今日ペラーズ絞めに来てんけど
ゴス:(笑)
安岡:絞めに来た!?(笑)
雄介:絞めに来てんけど、でかいから勝たれへんわ思うて
   一気に掌ころっと変わったとこや(笑)
秀行:さっきまでとえらい態度ちゃうやん。
雄介:そうや。
村上:初めてですね。はじめまして。
全員:はじめまして。(ぺこり)
雄介:みんないくつなんですか?
村上:6。(26才)
安岡:一番下は(自分を指差して)2。2から6まで。
雄介:あれっ?
秀行:言うてることがえらい違うやないか…(笑)(と雄介に詰め寄る)
雄介:ちょっ、ちょっ…(笑)
   君ら(とゴスペラーズを指して)えらいタメやないの。
村上:あ、同い年。
雄介:同い年? あ、何やあ。
   あ、いくつですか?(と黒沢に)
黒沢:26です。
安岡:この二人が一番上で。
雄介:ええねん(と酒井を突く)
酒井:何で!?
全員:(爆笑)
酒井:何で!?(笑)
雄介:瞬時にしてキャラクターをキャッチすることにこう…(笑)
全員:(笑)
雄介:はいいくつ?キョロ男くん。(北山のことらしい)
北山:僕は23です。
村上:キョロ男くん…(笑)
雄介:23。
秀行:ボロクソ言うてるで。
雄介:俺結構ホンマはええやつやで。
全員:(爆笑)

村上:なかなか最近、番組のレギュラー同士の…
雄介:そうそう、ちゃうねんちゃうねん。
   ゴスペラーズさあ、ミッチーに歌贈ってんやろ?
村上:贈った贈った。
雄介:俺ら「My Way」は贈ってもろうたけど、あ、「Only You」や。
村黒:「Only You」!(と雄介を指差す)
安岡:自分から振っといて(笑)
酒井:こんなになってるよ…(と手でばらばらを表す)
雄介:ゴメンゴメン。…あとで覚えとけ。
酒井:ありゃー!?(笑)

村上:ってことは俺らは?何をすれば?
雄介:今日は何か…何してもらうんやったっけ?
秀行:そやから俺らもな、俺らにも歌を…
雄介:ミッチーばっかりずるいぞと。
黒沢:僕らにも歌ってくれと。
雄介:そうそう。
安岡:北條くん(当時のレギュラーメンバー)ともやったしね。
村上:ちょっと待て! 俺らがうたうのはいい! 何かしてもらわないとね。
黒沢:そうだよ。
村上:なんか○×△■
   (何といっているのか聴き取れず。さらに下のとおりなので割愛)とか…
(雄介と黒沢、同時に村上を突き飛ばす)
<品のない会話は割愛させて頂きます>

安岡:今日は、じゃあ僕らが歌いましょう。
雄介:はい。
安岡:その代わり、後から…
村上:いいこと思い出した! 楽器教えて。
黒沢:ああ、いいねえ〜。
<歌を贈る条件 楽器を教えてもらう>
安岡:僕らもギターとか…
雄介:えっ?誰もせぇへんの?
安岡:北山がピアノちょっとやるぐらい。
村上:実はね、練習中なの。
雄介:ちょっと待って!会議させて!
   (と秀行を引っ張っていきながら)俺ら演奏上手ないやん…
ゴス:(爆笑)
村上:わざと聴こえるように言ってますね…
安岡:上手いねえ(笑・わざと関西弁で)
村上:上手いねえ(笑・これまた関西弁)
安岡:上手いねえ、やっぱ…
村上:西の方から(笑)
安岡:西の方は上手いねえ。

雄介:俺ギター弾きながら歌ってんねんけど、ギターは二の次っていうか…
安岡:えっ、それ…
村上:言っていいの?
雄介:いやいや…。
安岡:なんなら今のところ雷落ちる?(笑)
全員:(爆笑)
安岡:なんなら。なんなら編集で雷…(笑)

<では、安岡君のリクエストにお答えして…>
‘それでは安岡君のリクエストにお答えして’
<3>
<2>
<1>
(雷の画像)

雄介:スモーク焚いてください(笑)

<雄介君ゴメンネ。スモークはありません。>
‘雄介君ごめんなさい。スモークはありません’

村上:楽器は?
秀行:俺ベースです。
村上:おー来た来た。
安岡:素晴らしい。
北山:よろしくお願いします。(秀行と握手)
   声もベースなんです。
安岡:ギターもぜひ教えてくださいよ。
   僕今ね、Fが弾けんで止まっているんですよ。
雄介:あー。
安岡:わかりやすいことろで。
雄介:えー、非常口はどちらかな?
全員:(笑)
安岡:F弾けます!? 先生!先生!
雄介:当たり前やないですか!
   こう見えても一応プロですよ。
北山:(爆笑)
安岡:あーそうだ。そや〜。
雄介:一応僕もギター…
安岡:こーうやって(とノリノリで弾くマネ)
雄介:こうはいかへんねんけど(笑) コード担当やから。
黒沢:(小声で)じゃーん… ←ギター音らしい
雄介:コードやったら教えます教えます。
   …こっそりジャーン言うな!(笑)
黒沢:じゃーん…
雄介:もっと前向いて言え!(黒沢をカメラに向ける)
黒沢:ああすみません(照笑)
   (カメラに向かって)ジャーン!(笑)

雄介:わかりました。
安岡:約束ですよ?
雄介:ホントに。歌うたってもらったらね。
安岡:はい。
<成立>
<Song for you   A DREAM GOES ON FOREVER>
(雄介、秀行を真ん中において歌う。
 最後に子どもの泣き声が入り、北山がパンチを入れる仕草を見せる)
全員:いえーい!(拍手)
雄介:これはあれやね、ベッドでやってるんちゃうん?(笑)
村上:おーい!(笑)
安岡:一人じゃできないから(笑)
村上:一人じゃできない。
安岡:呼んでこないとできないから。
秀行:上手い。
雄介:上手い。上手いなあ。
   32点!
全員:(爆笑)
黒沢:少なっ!(笑)
村上:俺はねぇ、俺が立場だったら言えないもん、32点。
雄介:いやいやいや(笑)
   めっちゃ上手いなあ(と秀行に振る)
秀行:え、いっつもメインで歌ってるのは…(勝手に黒沢や酒井と話している)
雄介:俺の「めっちゃ上手い」はどこ行ったんや?
村安:(笑)
雄介:俺今「めっちゃ上手い」って褒めた。
秀行:悪い悪い、悪い悪い。
雄介:そういう会話は後で打ち上げの席とかでやってよ。
秀行:ちょっと今マジやった?(笑)
雄介:後で電話でしゃべるとかさ。そういうときの…
秀行:ちょっとコーラス教えてくださいよぉ〜!(勝手に興奮気味)
雄介:だからお前聴いとんのか?
全員:(笑)
秀行:これでもう、満足したな俺ら。
雄介:まあな。
秀行:これでもう何も言われへんやろ。
雄介:まあな。
秀行:なあ。
雄介:絞めるつもりが手なずけられてるしな。
全員:(笑)
雄介:いやすごいわ、ゴスペラーズのコーラス。
秀行:ねえ。
雄介:びっくりした。ありがとうございました。
全員:ありがとうございました!(ぺこり)
村上:ぜひまた、よろしく。
安岡:よろしくお願いします。
雄介:(北山に)君にはありがたくないでぇ。
全員:(笑)
北山:(笑・構えるふり)

 

(浩's eye)
THE ZIP GUNSはすでに解散してしまったグループだそうです。
それにしてもこの日、リーダーは何回品のない発言をしたのでしょう…。
1997年5月放送。