〜ミーハーレポート〜
<ゴスペラーズ坂ツアー2004“号泣”> 2004年09月26日 東京国際フォーラム ライブレポートそのものがミーハーっぽいですけどね。 ま、旅日記のような感じで。 ○晴れ男…? ツアー後半はイマイチ天候に恵まれませんでしたね。 この日も怪しい天気。折り畳み傘を携えての旅となりました。 雨が降ったら安岡さんに傘をもらって♪なんて悠長なことは言っておられませぬ。 ちなみに、かなり怪しくはありましたが、ライブ当日は何とかお天気持ちました。 ○想い出が香る場所 滅多に上京できないのですから、これは行くっきゃないぞ、アンジュナへ! と、勢い込んだのはよいのですが。 「…何か違くない?」 調布で電車の乗換えをせねばならないのを知らずに通りすぎ、 別の方向に行ってしまうところでした。 危ない危ない。黒沢さん生誕の地、調布へ逆戻り。 無事高幡不動へ到着〜。 しかし…同じことを考えたゴスマニアが多かったらしく、 店の前には何グループも屯っていました…。 到着したのが1時半過ぎ。 そして入店が2時半過ぎでした。実に一時間待ち。 でもやはりアンジュナのカレーは美味でした。ごちそうさま。 ドアノブ等に触れる度に「間接握手」などと言っていたのは言うまでもなく。 「そんなことを言っていたらスプーンなんか…」「!!」 いや、お店でちゃんと洗っていらっしゃると思うので、そのようなことはないかと…。 (どのようなこと?) ちなみに普段はランチのラストオーダーが2時だそうです(04年09月現在)。 皆様お気をつけて。 ○DASH! 有楽町駅へ到着。 アンジュナでの時間待ちもあり、ホテルのチェックインが大幅に遅れています。 いくらなんでも大きな荷物を抱えたまま会場入りするわけにはいきませんから、 とにかくチェックインを。 すでに東京国際フォーラムは開場しています。開演まで半時間ほど。 時間との勝負! 日比谷線、日比谷線は…って、めっちゃ遠いやん! 駅まで送ってくれるという皆様も一緒に猛ダッシュしてくれました。 日比谷駅からホテルの最寄駅へ。そしてホテルへ直行!…した目の前には、 有楽町線の駅がありました。。。 ダッシュした意味は一体。 日頃の行いがよかったのか(嘘)日比谷線も有楽町線(戻るときはこれを使った)も 駅に着いてすぐに電車が来まして、開演10分前に余裕で間に合いました。 やっほー、まだまだ体力もツキもあるぞぉ♪などと根拠ない自信パワーアップ。 しかしこのダッシュのせいで、一週間も強烈な筋肉痛に悩まされることになるとは このときは夢にも思っていませんでした…。 ○誰? 開演少し前に二階席のほうで何やら歓声が上がったのです。何だろう?誰が来たんだろう? 一階席の10列台にいた私が振り返っても見えるはずはなし。 その方が周囲に挨拶されたらしく、拍手も起こりました。 後で聴くと、ゴスメンバーとも親交があり、先日療養生活から復帰された 小堺一機さんだったようです。 彼らはいろんな人から可愛がってもらっているんだなぁとしみじみ思いました。 ○パワー全開 このライブ、千秋楽とあってリピーターが多かったようです。 一曲目、「シアトリカル」からみんな飛ばす飛ばす。 ノリ方を知っている人ばかりという感じでした。 ご多分に漏れず、私も最初からメンバーと一緒にテンション高く「ここここ♪」。 思い出しながらCDを聴くと、ライブがはじまる緊張感を思い出して イントロ部分でゾクゾクきます。 ○おててタッチ …といつの間にやら命名してしまいましたが、メンバーが手を差し出して 観客と手を触れ合うことです。 今回のツアーは黒沢さんがいちばん積極的だったかな。 意外に(失礼)北山さんはやっていなかったような。 黒沢さんとおててタッチができた人は羨ましいけれど、 さすがに今ツアーでは贅沢言いません。 そこまでやってしまったらさすがに私、本当に一生分の運を…。 ○新曲 私の地方でFMが聴けないことは周知の事実? つまりこの時点では新曲「ミモザ」は聴いたことがありませんでした。 初聴きがライブ。なんて贅沢。 こんなに低い声で歌う黒沢さんは初めて聴いたかも。 しかもこの低さ、号泣ツアー中に出るようになったというのだからすごい。 まさに「号泣」の申し子なのですね、この曲は。 初めて聴いてちょっとうるうるしました。 最後のサビ部分、爽やかなバックボーカルに乗って熱いフェイクを入れる黒沢さんの声が かなり好きでした。 この曲のおかげで「Tシャツに口紅」や「愛の歌」がなくなったわけですが、 これなら納得!です。 ○想い出が香る場所U 実際に行った後で聴いた「アンジュナ」。…あまりそれは関係なかったです。 最初の「Ah〜♪」が、雨のイメージですごく好き。 最後の部分の黒沢薫独壇場(?)では本当に号泣です。 あの熱唱が胸に響かない人はいないでしょう。 「Right on,Babe」の演奏がはじまってもその余韻がまだ残っていましたから。 熱い黒沢さんが素敵です。 ○高音安岡氏 「ポーカーフェイス」のこと。 リード部分を歌っているときの声が結構好きです。 安岡さんの高音もいい声しているんですけどねぇ。 最近の曲ではあまり聴けないのがちょっぴり残念かな。 ○早く♪早く♪ 「Vol.」の黒沢さんがやっぱり可愛いのです〜。じたばた。(暴れている) 過去の某映像で、この曲のときにやたら黒沢さんが映されていたのが納得できました。 ダンスが可愛すぎる♪ 私はこの曲のときには黒沢ダンスを倣ってやっていました。 だってめちゃめちゃ可愛いんだもの。 …禁句オンパレードごめんなさい黒沢さん。 周りのお客さんもこの曲では結構踊っていました。 が、黒沢ダンスをしていた方がどれだけいらっしゃったかはわかりません。 ○FIVE KEYS この曲で来たか。 「もう一曲」って、そのまま帰っちゃうの?みたいな勢いだったのですよ、実際。 えーっ、でも「永遠に」最高だったし、まあいいかぁ。という感じで。 アンコールのアンコールをこれで来るとは思いませんでした。 ライブを意識して作られただけに、やっぱり盛り上がる。 私はGTでしかこの曲を聴いたことがないのですが、 途中でばったり倒れる演出は同じなのですね? ○King Of Stage これ↑は自他共に認めるRhymesterの称号です。 最終の東京公演四日間の内、前日まで来ていたっぽかったので 最終日も来てくれるだろうと思ってはいたのですが、本当に来てくれて大興奮。 Sony Music Fes.2004のときのコラボレーションが大盛り上がりしたのが 印象的でしたので楽しみにしていました。 期待は裏切りません。やはりデカい態度には理由がある! 「勝算(オッズ)」と「ポーカーフェイス」は予想の範囲内でしたが、 「スタンバイチューン」まで出てくるとは思っていなかったので 一人で大騒ぎしてしまいました。 周囲の皆様ゴメンナサイ。 Rhymesterと一緒に歌って踊っている奴を見かけたという方。 それ、もしかしたらもしかするかもしれません。 ○株上昇 今回のツアーで、私の中で最も株の上がった方は誰でしょう? …黒沢さんに決まってます。 「Vol.」が可愛い(また禁句)とかお肌が綺麗とかいうのは別にして、 歌手としての守備範囲の広さに感服。 いつものハイトーンリードはもちろんですが、「エンドロール」でリードを支える バックボーカル、「ミモザ」でのローボイス。どれを取っても素敵でした。 ここ一年ほどで急上昇のMCも冴えていましたし、やはり自分は黒沢さんが好きだなぁと つくづく思いました。 もちろん他のメンバーもそれぞれ株が上がったのですよ。 それ以上に黒沢さんが、ということで。 声の出難い時期もあったようでしたが、59本の長丁場、本当にお疲れさまでした。 ○「Dressed up to the Nines」なツアー …だったなと思います。簡単に言えば全員がリードボーカル、「全員が主役」ね。 今まではMCの仕切りは安岡氏、大事な締めはリーダー、 あとの三人はフリー…みたいな感じでした。 今回はMC安岡、元締め(?)村上は変わりませんが、大事な場面での話を酒井さん、 ショートストーリーの出演者紹介を北山さん、アンコールの最後の曲の導入を 黒沢さんに任せるなど、「みんなフロントマン」という印象の強い ツアーだったと思います。 10年目を迎えるゴスペラーズの、これもあたらしい試みのような気が。 まだまだ進化しつづけるゴスペラーズ。 次のツアーではどんな表情を見せてくれるのでしょう。楽しみです。 ○愛し愛されゴスペラーズ 最後にツアースタッフの皆さんが飛び出してきたときにはちょっぴり感動しました。 「支えてくれたスタッフ」と、ゴスペラーズの面々はいつも口にしています。 最後の最後に、スタッフを晴れの“舞台”に上げるあたりが彼ららしいなと。 このツアーの成功は自分たちだけの力じゃない。 観客やスタッフ、みんなの力があってこそだったんだよ。 彼らがそう言っているような気がしました。 そして彼らのツアーの成功を祝うスタッフを見て 「ゴスペラーズってみんなから愛されてここまで来たんだなぁ」と感じました。 ○思わぬところで 今回お会いする約束をしていた人以外に、会場で偶然知り合いを発見。 正確には向こうに発見されたのですが。 5,000人の国際フォーラムの観客の中で、知った人と会えるとは。 ちょっとびっくりでした。 ○またあった! 今回の宿泊は二年前の日比谷公演のときと同じホテルでした。 ということは?やはり“あれ”があるのですか? 期待しながら室内を探した結果、今回も発掘?しました。 あれですよ、あれ。スコブルイー煎茶と烏龍茶。 何のことかわかんない方は2002GT日比谷のミーハーレポート最終項目を参照のこと。 ○超SPECIAL THANKS レポートを掲載したあとに一通のメールをいただきました。 通りすがりに覗いてくださったとのことでしたが「レポートに愛がありますね」と 仰っていただいたのが嬉しくて。 正直、インターネット上のトラブル等で疲弊していました。 「別にいいよ、いざとなりゃ閉鎖すればいいんだから」 そこまで考えたりもしていました。 だけど、見てくださる人はちゃんと見てくださるんだなと。 例え小さくても真面目にやっていれば認めてくれる人がいるんだなと思うと 本当に嬉しくて。 たかがインターネット、趣味の世界かもしれません。 でも私にとっては大事な自分の城ですから。 サイトを続けていてよかったと思いました。 ものすごく力になりました。メールをくださったKさん、ありがとうございました。 こんなところでひっそりこっそり大感謝。 そしてもちろん、レポートするにあたってご協力くださった りえさん、ふふふさんには感謝感謝。