〜ミーハーレポート〜
<ゴスペラーズ坂ツアー2004“号泣”> 2004年04月21日 よこすか芸術劇場
今回はMCもほぼ抜かりなくメモした(と思う)ので補足する部分はほとんどないです。 まさにミーハーな部分だけ…。 ○インターネットの旅 毎回遠征時には旅行会社を通じて切符や宿泊先の手配をしていたのですが、 今回は初挑戦、インターネット予約。 駅できちんと切符が出てきたときには感激でした。 決済も済んでいたので出てこなかったら詐欺なんですけど、 初めての経験でしたので新鮮でした。 宿泊先でも「ここまで来て予約できていなかったら?」とどきどきしましたが 大丈夫でした。 これで自分のフィールドがまた広がった気分。 ○紀伊民報の謎 04月20日付の紀伊民報(我が地方のローカル紙)にゴスペラーズ記事が。 村上・黒沢コンビのコメントまで紹介されていてちょっとお得。 って、これ、まさか紀伊民報が独自インタビューしたはずはないだろうし(失礼) どこから出た記事なんだろう? そう思って関東のゴスペラーズ友人の方に見てもらいました。 結果。出所不明。 何か関東の新聞にも掲載されたに違いない!と思っていたのですが、 そういう形跡はなかったとか。 うーむ、謎だ紀伊民報。 ○シアトリカル&コーリング アルバム「Dressed up to the Nines」を初めて聴いたときに思ったことがありまして。 「ライブのオープニングに“シアトリカル”、 エンディングに“コーリング”って合いそうだな」 Ladies & Gentlemen−!てな感じがオープニングにぴったりだと思ったのです。 「エンドロール」じゃなくて「コーリング」が何故エンディングに合うと思ったのかは よくわからないのですが、あの爽やかさ、かな。 初日のセットリストを聴いたときに「想像通りだ!」と喜びました。 が、横須賀では「コーリング」がカット…。しくしくしく。 #「コーリング」は初日の埼玉公演ではアンコール前の最終曲になっていたようです。 別段「この曲がないと嫌だ!」というほど好きな曲というわけではなかったのですが、 聴けないとなると淋しかったです。むむ。 ○サービス曲? 「前列のほうの人にはスペシャルな出来事が?」という話は直前に聴いていたのですが。 この曲でやったかぁ、という感じです。「You are my girl」。 正直なところ、そんなに好きな曲でもなければ気になる曲でもなかったのです。 このパフォーマンスには驚いた。 そりゃメンバーがステージ前面に出てきてしゃがんだり、 前列の人を指差したりしたらスペシャルですな。 しかしよく考えたらこの曲、一種の口説きソングだから こういうパフォーマンスがあってもおかしくはないですね。 そしてこれを見ていたものだから、後に和歌山公演のチケットを4枚連番で入手した際に 自分の座席をどうするか悩むわけです。あは。 ○Wanderers ぶっちゃけ、これも別に好きな曲ではなかったわけですが。 生でダンスを見て、黒沢、酒井の絡みを聴いたら「悪くないな」と。 ちなみにこの曲の歌詞の意味が未だによくわかっていません。 そしてウチの家族は「ナスの曲」と言っています。 たまたま見た、この曲がテーマ曲になっている「たべもの新世紀」で ナスの特集がされていたので。 ○約束の季節 「虹を架けて〜♪」のところの黒沢さんの長高音が好きなのです。 でもさすがに長丁場のライブでは裏声になってしまうのは仕方ないかな。 とGTのときに思ったのですが。 今回地声で聴けて感激。すごいぞ薫さま(なつかしネタ)。 ○苗場ソング 苗場のときには聴けたけれど、歌うかどうか微妙だと思っていたのが 「Full of Love」と「冬物語」。 「冬物語」は時期的に無理があったので残念でしたが、 「Full of Love」だけでも聴けて感謝感激。 安岡氏の詩って素敵ですね。 ま、苗場で「冬物語」は聴いていますからいいです。 「シアトリカル」と「Sweet」はやっぱり好きでした。むふ。 ○ヒゲ面 酒井さんは見慣れましたし、元々「サムライ」という雰囲気があるのでまあいいです。 髪も結んでいて、個人的にはいい感じだったかなと。 しかし北山氏…。このときは遠目でわかりにくかったのですが、ヒゲは似合わないだろう。 「永遠に」のアーティスト写真でヒゲを生やしているものがありますが、 彼の場合はどうしてもただの無精ヒゲに見えて…(失礼)。 黒沢さんはヒゲを剃っている、という嬉しい(個人的に)情報もあったのですが、 こちらもこの時点では未確認。 黒沢さんはつるりんお肌がいちばんデス。勝手な要望。 ○Yes,No,Yes... このときの手の動きが気に入りました。ぷるぷるっとこぶしを振るふりが何気に可愛い。 Sの字ダンスはストレッチマンからヒントを得たわけじゃないよね…? ○省略… 「Tシャツに口紅」、ツーコーラス目の省略に気付いていなかった方も いらっしゃったようです。 でも私の耳は誤魔化せないゾ。 だって黒沢派ですから。(黒沢さんのリード部分が省略されていたのです) どうでもいいけれど手袋=ラッツ&スターということ、言わないとわかんない人も 多かったんじゃないかしら? ○アンジュナ 好きだー!この曲。号泣してしまいました。 特に黒沢さんの最後のフェイクがたまらないのです。 いい詞書くじゃないですか、黒沢さんも。 ○純喫茶アカペラ ・北山陽一エプロン姿 …コスプレ?(こら) ・旅の男黒沢 苦し紛れの配役? いなくてもいいような役だったけど…。 台詞もほとんどなかったし。 ・変な人酒井雄二 この人、何でこういう役がハマるのでしょう。 だから「あの人暗い」って言われるんでは? 「いらっしゃい」の「しゃい」が取れたらヘンだろう…。 ・安岡氏は普通 …という感じでした。というか、それぞれのキャラが濃すぎるのよ…。 ・この人もヘン村上てつや だけど“らしい”のは何故? (いろんな意味で失礼です。ゴメンナサイ) ○自虐ギャグ そんなに楽しそうな顔をして自虐的なことを言わなくても、と思ったり 思わなかったりなのですが、めちゃめちゃ盛り上がってしまいました。 メンバーの皆さんゴメンナサイ。 特に安岡氏の言った「狭い範囲であきらめがあるのは…」というのがめちゃめちゃツボで。 いやいや、見た目普通のおにーさんが、マイクを握った瞬間にバチッと決めるのが カッコいいんですって。 (これがフォローになっているのかどうか、甚だ疑問ではありますが。書き逃げ) ○Dance If You Want It このときのダンスをお見せできないのが残念、という感じです。 北山、安岡両氏がノリノリで踊っているのがすごく楽しそうだったのです。 あとで他のメンバーも参加、ギターを持っている格好をして振りまわして遊んでいました。 そしてこの曲でなりきりとは、最近なかなか要求が高いなあと思ってしまいました。 …トリビュート盤を購入していない人は「この曲何?」と思ったんじゃないかな? ○シークレット ちょっと短くなかったかしら? それが残念でした。 苗場のときみたいに、この曲をなりきりにしてもよかったかも〜。 ○FRENZY 何があったのでしょう?ハプニング。 ベースの須藤さんと黒沢さんが、ステージの向かって左端のスピーカーのところで うろうろしていました。 コードを代わる代わる踏んでいたように見えたのですが、 コードが抜けそうになっていたのかな? ステージ袖に向かって何か言っていたようでしたが、しばらくして何事もなかったように 演奏を始めたので大丈夫だったみたいです。よかったよかった。 ○アンコールで座っちゃう? 普通アンコールを求めるときって立ちません? 何で座った人が多かったんだろう…と思ったのですが、もしかしたらアンコール曲が バラードだということを知っている人が多かったってことですか? アンコールで座るかなぁ、と思ったのですが、 それが結果的にスタンディングオベーションにつながったのでよかったかな。 ○MC黒沢 最近本当に冴えています。 「愛しいあなたへ」なんて、今までなら安岡氏の台詞だったのに この人が言っても違和感なし。 三十路を過ぎてますます進化する黒沢さんから目が離せません。個人的に。 ○生歌! 今回のライブは「永遠に」抜きでは語れません。 あまりにも歌われすぎたので「永遠に」と「ひとり」は食傷気味、という方も いらっしゃるのではないかと思うのですが、少なくとも今回の「永遠に」は聴かなきゃ損! 生歌なんて滅多に聴けませんものね。 しかも会場が芸術劇場で音響がいいとはいえ、マイクを外しても 大して声が小さくならないってどうよ。 黒沢薫、只者ではありません。惚れ直しました。 ○訂正 リーダーが訂正って、何を言うのかと思ったら 「スタンディングオベーションがいちばん嬉しいです」って。 やはり締めるところは締める。カッコイイですね。 普段は他のメンバーを困らせたり一人意味不明な行動に出たりしていても、 やっぱりリーダーは村上てつや氏しかいないなあと、ライブのときにはいつも見直します。 …「ライブのときには」って、間はどうなんだ?というツッコミは不可。 ○ツアートラック+α どこかにあるはず!と開場前に探したのですが見つからず。 終演後、なんだか人だかりがしているなあと思ったら、 いつの間にやら会場に思いっきり横付けされていました。 五人のイラストと、アルバムのジャケット写真入りのボディー。 デジカメでぱちりとやってきましたが、著作権だの肖像権だのの問題が あるかもしれない(このあたりよくわかりません)ので掲載は控えます。 それにしてもファンが去らないなあと思ったら、係員さんが叫んでいました。 「出待ちの方はこちらでお待ちくださーい!」 …えっ? 出待ちを推奨していいのですか?? そういうことに興味のない私はさっさとその場を去りました。 だって、他のお客さんの迷惑になりそうでしたし、 ゴスメンバーもステージを降りればただの(以下省略) まあ、あまりステージを降りた後のプライベートな時間に踏み込むのは よくないんじゃないかなと。 あくまで私の考えですけどね。 ○生セーラー服 北山氏いわく「生セーラー服」をライブ後に目撃。 「生だ!」とはさすがに思いませんでしたが、そういえば本物のセーラーが 着ているのはあまり見たことがないかも。 一度他アーティストのライブで横須賀に来たことがあるので、 そのときにも目撃しているような気がしないでもないのですが、 すっかり記憶が飛んでいて覚えていません。 黒いバリさんは見かけませんでした。わはは。 以上、黒沢薫ミーハーレポートでした。(違う)