〜テレビ朝日「Stay Gold」〜

 

2002年2月19日   #8> ※レポート:蓮さん
The Gospellers #8

酒:FRENZYという言葉はですね「熱狂」と言う意味でございまして…。
村:熱狂!
酒:熱狂。
(♪FRENZYに合わせ、赤い画面に“NEW ALBUM FRENZY”&“ゴスペラーズ”と白い文字)

酒:頭で考えるよりも先にこう、体が動くような、そういう熱気っていうんですかね?
  アルバムを歌っててもその歌には熱気が入っている、べし!!

(♪DOWN〜夜明け〜)
北山陽一 → 安岡優

北:安岡の場合は、あの結構ね、縄張りがしっかりしてるんですよ。
  自分の分野っていうのがすっごい確立されてて。
  で、その外で行われている事に関しては、一回「いや、僕はこう思うよ!」って
  強く言ったとしても、「いや、違うんだよ」って言われたら
  「ああ、じゃ、まかせる」ってスッって引くんです。
  自分の縄張りの中のことに関しては、ものすごく押し出しが強いんです。
  それはね、他のメンバーにはない特色と言えば特色ですよね。

〜The Gospellers 安岡優〜
安:ちょうど5枚目のアルバムを書くあたりから、まぁ、単純にLove Songを書くときに、
  男が5人でやっているグループでねLove songを歌うってなった時にね、
  ただ単になんていうかな、優しいだけじゃつまらないと。
  やっぱセクシャルな面を意識して書くようになって、まぁ、今はなんていうかな、
  特に意識して入れてるわけではないんですけど、やっぱりそこをはずしては
  もう書けなくなってる感じはありますね。
(♪DOWNの流れる中、スタジオで打ち合わせをしている様子が流れる。
 まだ黒沢の髪が長い)

安岡優 → 村上てつや

安:ほんとリーダーの血を持っている男というかね。
  例えば最後どっちに決める?みたいな時に、
  テツが決める勇気にこう頼ってる部分はありますね。

(5人のショットで)
村:俺は自分がオイシクないんじゃないか?と思って…。
安:ジェラシー感じてるんでしょ?
村:黒沢が歌ってますよね〜

(黒沢のピンのショットに変わる)
黒:村上とはですね、高校3年生の時、同じクラスになって。

(北山のピンショット)
北:ま、舵取りをしている村上てつやっていう人間の存在がもちろん大きいとは
  思うんですけど、まぁ、感覚としては多分一番近いのは「兄弟」なんじゃ
  ないですかね。

(5人のショット)
村:作詞してるって、スバッっていくと、なにを言ってるのかわかりやすいよね。
安:あ〜、なにをしていいのかね。
村:そうそうそうそう、悩むっていう姿をね。

(酒井のピンショット)
酒:合宿みたいなのやるんですよね、作曲合宿みたいなの。
  で、そこで各部屋それぞれこもって、なんか色んなタグチームなんか組んで
  こう曲をガンガンガンガンみんなで創っていくわけですけれども、
  ま、その最後に「合宿の成果MD」みたいなのが出来るわけですね。
  で、そこで皆お互いの創ったものを知る、と。
  それまでは、なんか隣の部屋から同じようなフレーズが何回も何回も
  聞こえる訳ですよ。
  みんなハモッて、多重録音してるから「うるせーな!」みたいな事思いながらね。

(5人のショット)
村:酒井に至っては、いつでもお祭り騒ぎじゃないですか!
  俺は何か、こう、繋ぎ役?みたいな。。

(安岡のピンショット)
安:この歌詩でいいのかどうかを確かめる為に、何度も歌ってもらったり、
  「〜が」なのか「〜は」なのかを2パターン歌ってもらったり。
  この歌詩だったらそこはやっぱり上がったほうがいいとか、下がった方がいいとか。
  そういうのは5人でみんなやっていきますね。

(5人のショット) 
安:村上てつやがいないグループ、ダメなんだって言う感じが出てるよ!
村:持ち上げんならもっと、中途半端に言わずに思いっきり言ってほしいんだけど。
安:ま、別の話に行くと〜…。

(安岡のピンショット)
安岡優 → 村上てつや

安:ま、ある程度その、村上てつやが敷いた、道という所があって、
  思っている道っていうのがあって、ま、そことゴスペラーズが、
  どう反応していくか、みたいなところがうちの軌道だと思うんでね。

〜The Gospellers 村上てつや〜
村:苦しみというのは、あのもちろんありますけど、その音楽をPlayする楽しさに、
  そういう苦しみが、勝つっていうことは、それは、なんていうのかなぁ、
  まぁ、ハナカラありえないっていう気持ちですね。
  よく言われるんですね、プロになったら音楽とか歌とか、つまんなく
  なるんじゃないですか?とかね。
  そういうことを心配してくれたりとかする人、もちろんいたりするんですけど、
  ま、冗談じゃない!!と。
  俺が楽しくなかったらやめるよ!っていう…。
  結局、でもやっぱり楽しくなくなったらね、あー、もうゴスペラーズってモノを
  仕事にしてるから、やりましょう。っていう風に、自分が思えるかどうかは
  解かんないですよね。
  だから、楽しく。どんな状況にあってもやっぱり楽しく歌えるように
  しなきゃいけないですよ、逆に言えば。
  で、それの一番、なんていうんだ?簡単なことが「歌う」って事じゃないかなって
  思うんですよね。
  まさにそういう風にきり抜けてきた場面ていうのが、いっぱいあるんだと
  思うんです、僕らは。
  どんな歌でも、やっぱ最終的に自分たちなりに歌うっていう事で、
  そういう絶対楽しさ、出てくるんですよね。

〜どんな歌でも自分達なりに歌う そこに楽しさがあるから〜